妊活には必須。卵巣や子宮の血流をよくする一番大切なポイントは?
2021年07月30日

こんにちは、ゆとり鍼灸治療院 院長の上野です。
今回は卵巣や子宮へより血流を良くするためのここを温めてください!という隠れたチェックポイントをご紹介します。
下腹部を温めるより効果がある場所
当院でも、お腹に腹巻をして温めたり、足首を温めたりということをおすすめしていますが、よりもっと血流をよくしたい!という方は読んでみてくださいね。
あまり普段から意識することがないと思うところなので、詳しく説明しますね。
実際、卵巣や子宮に血流をよくするには…
骨盤や腎臓はわかりますか?
赤い血管が動脈です。この動脈が臓器や細胞に栄養を送っています。
卵巣や子宮があるのですが、卵巣や子宮へ行っている血管というのが
黄色い丸で囲んだ部分、腎臓のすぐ下を枝分かれした細い動脈が卵巣と子宮に流入していきます。
ここの部分をしっかりと血流をよくしておかないといけない一つ目のポイントです。
一番大事なもう一つのポイント
もうひとつのポイントは黄色い丸で囲まれた、この分岐部分です。ここの血流が良くないと、しっかりと子宮と卵巣に血液がいかなくなってしいます。
どんなに脳からの命令があっても、鍼灸治療で全体の調整を行なっても、ここに曲がって血管の圧迫や、冷えがあると血液は行かなくなってしまいます。
実際の背骨や骨盤の位置で見てみると、骨盤の中に卵巣や子宮がはいっていますよね。
歪みがある骨がどんな影響を出すのか、想像してもらうとわかると思います。
セルフで出来るチェック方法
卵巣、子宮により血流を良くする隠れたチェックポイント
・みぞおちの部分が硬くなっている
・背中の部分が硬い・冷えている
寝ていただいて、みぞおち部分(お腹の上のあたり)を、ぐーっと押した時に下腹部を含めた全体が硬くなっていないか?硬くなっている方は、血管の分岐部の状態が良くない。それがポイントとなります。
背中の部分ですが、『この部分』の赤いエリアが、まず硬くなっている(筋肉が硬い、ごりごりしている)冷えている。背中全体と比較して。この方も血管の分岐部の状態が悪くなっているサインです。
とにかく冷やさない!温める!
このチェックに当てはまる人はポイント部分(腎臓の位置から分岐している動脈の部分)をどうすれば良いのか?というと
・みぞおちの部分を温める(カイロやお灸)
・背骨のウエストラインの少し上の部分を温める(カイロやお灸)
デスクワークやパソコン作業が多い、季節的なもので冷える・クーラーで冷える方が背中の部分を温めてください。
お腹部分もカイロなどを使って温めると背中のゴリゴリした筋肉がほぐれやすくなります。
お腹の冷えであったり、子宮内膜が薄いな。卵胞の育ちが悪いな。と思っていらっしゃる方は、ぜひ一度この方法を試してみてください!