妊婦さんでも出来る便秘解消ストレッチ

2021年07月30日

こんにちは、ゆとり鍼灸治療院の東です。

今回は妊婦さん(中期以降)の方に出やすい症状として、便秘があります。こちらを予防、あるいは軽減するストレッチをご紹介します。

 

意外と多くなる妊娠中期の便秘

当院へご来院されている患者様、特に中期以降の患者様で『実は…便秘で困っているんです』という方は多いんです。

この『妊娠中期以降の便秘』には個人差があって、症状が出る方、出ない方はわかれます。もし、今現在、『妊娠中期以降の便秘』に困っている方は覚えて実践してみてくださいね!

もともと女性の方で、便秘を妊娠前から持っていたという方は、特に違和感は感じないと思うのですが、妊娠してから初めて便秘を経験される方からしたら、「こんな症状が出てなぜだろう…?」とお悩みの方がいらっしゃると思います。

妊娠してから便秘になる理由

『妊娠中期以降の便秘』はなぜなってしまうのか?というと、どうしても、胎児が成長してくると子宮がどんどんと大きくなってきて、胃を圧迫するんです。

そして、お腹の内容物(食べたもの)が通常であれば、6時間くらいで胃の方からちょうへ移動して、そのまま排出さるのですが、胃を圧迫しているので、どうしても6時間以上ずっと残っている形になってしまって、運ぶという働きが出来なくなって便秘になってしまうんです。

 

腸の働きで、一定量以上たまらないと排泄物が移動することは難しくなり、そうなると便秘になりやすくなります。

クリニックなどで、医師に相談してみると、妊婦さんでも安心して服用できる便秘薬を出してくれますが、お薬に頼らずに便秘を解消出来たら良いと思いませんか?

 

 

妊娠中の便秘を解消するには?

便秘の原因は、お腹が張っている、もしくは筋肉の締め付けが大きく影響しているのでは?と当院では考えています。
なので、それを軽減させるためのストレッチをご紹介します。
こちらは妊婦さんも出来るように、寝ながら簡単に出来るものです。

便秘解消ストレッチの仕方

① まず、うえむきに寝てもらい、立膝をします。

② ここから、膝をそろえて左右にゆっくりと倒していきます。倒す角度、倒す幅は、その時の出来る範囲で結構です。ゆっくりとおこないましょう。

③そして、ぐっと倒し、倒れ切った時に5秒キープします。そして戻す。反対がわに倒して、さらに5秒キープします。

④左右、1回ずつ倒してワンセット、10セットを一度のストレッチでおこないましょう。それを1日3回程度行ってください。

こちらのストレッチを行ってもらう際は、無理をせず、体に負担が出ない程度で行ってください。

くれぐれも無理は禁物ですよ!

 

ストレッチ自体はとても簡単ですので、妊娠中期以降の便秘にお困りの方は試してみてくださいね!