突発性難聴のかかる方の3つの共通点と原因

2021年12月8日

今回は、『突発性難聴』にお困りの方は必見!

どんな疾患も、「かかる人」「かからない人」が分かれます。なぜ分かれるのでしょうか?そこには自分では気がつかない『突発性難聴になりやすい』原因があるかもしれません。

是非とも最後までお読みください!

原因不明と言われている突発性難聴

突発性難聴はウイルス感染や血流障害などが原因かと言われていますが、未だ明確な原因は不明とされてます。

治療の結果も改善すれば良いですが、聴力が低下したり、重い難聴になったりするのはなるべく避けたいですよね。

当院で突発性難聴に悩みを持って鍼灸治療を受けられる方たちには共通点がありました。

3つの原因が重なるものが多いほど、突発性難聴になりやすい(再発しやすい)状態になります。この原因を解消して、発症しにくい・再発しにくい状態にしましょう!

 

1つ目の原因…良質な睡眠はとれていますか?

1つ目は『夜ふかし』や『睡眠不足』です。
これは思い当たる方が多いのではないでしょうか。

テレビや映画を見ていて、スマホやタブレットを見ていて、気がついたら時間が経っていて
『深夜0時を超えて寝付く』という生活習慣になっていませんか?

※0時を超えなくても、0時前後でも夜ふかしになりますよ

「朝9〜10時に起きているから、0時に寝ても十分に睡眠がとれているよ!」
という方は睡眠のゴールデンタイムを知ってください。

睡眠のゴールデンタイム夜10時〜深夜2時の間が
内臓を回復させる一番良い時間と言われています

この時間に被るように睡眠を取ってもらう事が大切です。

 

なぜ睡眠の時間や質が大事かというと、1日働いて疲労を起こした内臓や脳を回復させるのが睡眠だからです。

ゆとり治療院では、6時間を切る状態では『睡眠不足』と考えています。

睡眠不足が長く、もしくは良質な睡眠がとれていない状態が生活習慣として
一年ないし、何年も続いていると、突然『突発性難聴』になるという方が方が多くみられます。

やはり、脳が休まる時が(睡眠時)になりますが、脳が休みことで、身体的回復に繋がりますね。

睡眠は疲労回復の大きな手段!
内耳の細胞や、耳周辺の回復ができていないと、血流障害に繋がり、突発性難聴が出やすくなります。

0時前に寝る。睡眠時間は7時間〜8時間。が理想です。
現在、突発性難聴が改善された方も、この生活を続けているとまた突発性難聴が再発した!となる場合もありますので、心当たりの方は気をつけてくださいね。

 

2つ目の原因…音が大きく無いですか?

2つ目は、大きな音で聞くという生活習慣です。

ヘッドホン(イヤホン)などで音楽を聞いたり、最近では自宅で映画を楽しんだりする時に大音量で楽しまれる方がいらっしゃいますが、これも生活習慣としては突発性難聴になりやすくなります。

日頃から、大きな音で聞く習慣をつけていると、だんだん耳の負担が大きくなってきます。

そうすると、微妙に聴力が(もちろんずっとではなくても)落ちてきます!
最初は体が疲れ切っている時など、なんだか声が聞こえにくくなってきて、
自然と音量が大きくなっていき、大きい音で聞く事が普通になってしまいます。

音の伝わり方

○音は空気を伝わる圧の変化で、音が耳介から入り鼓膜にあたると鼓膜が振動します。

鼓膜に付いている耳小骨がその振動を内耳に伝え、内耳のリンパ液や有毛細胞が振動して、神経伝達物質が内耳(聴)神経から脳に伝わり、音として認識されます。

音が伝わるのはこのようなメカニズムです。
音が大きい・ずっと耳を使っているという事は、
耳を酷使している状態なので疲れが溜まってきます。

音は聞こえるけれど、何を言っているのか、内容が分かりづらいと感じる方は要注意です。
耳が疲れていますよ!

夜の時間帯でテレビやオーディオを楽しみたいけれど、家族の迷惑になるかもとヘッドホンをつける方、通勤・通学時間に電車の中で音楽を聞くためにヘッドホン・イヤホンをしている方は、その音量を少し小さくして、聞いている時間を少しでも短くするなどで、耳を守る意識をつけてください。

3つ目の原因…姿勢の状態はわるくないですか?

3つ目は首を下に向けている姿勢が多い方、慢性的な首こりの症状を持っている方

首は前の部分、後ろの部分などは関係なく、常に凝っていて動かしておきたくなる方は、もし自覚症状がなくても、立派な首こりと言えます!

仕事中はずっと下を向いている。

首を下向きにしたままスマホを見る時間が長い。

など、思い当たることがある方はこの3つ目が当てはまります。

首が下に向いている時間が多い方やスマホを見る時間が長い方は慢性的な首こりがずっとある方はこの習慣を変えていく必要があります。

○スマホは1時間連続して見ない。

○仕事で首を下に向けている姿勢があったら、1時間ごとに首をそらせる。

○下を向く時間が多ければ首を動かしてあげる。

○首をストレッチして首を休めてあげる。

などの対応をしてください。

 

まとめ

1つ目の原因は…睡眠

2つ目の原因は…大きな音

3つ目の原因は…首のこり

上記の3つが突発性難聴になりやすい方々の特徴です。

この3つの習慣を帰ることで、突発性難聴の発生や再発を防いだりできる効果があります。

習慣は三週間継続すれば身に付くと言われています。

まずは三週間、この3つの生活習慣を変える様に頑張って見てください。
まずは継続です。継続は力なりですので一緒に頑張って見ましょう!
もし、自力では無理な場合はゆとり鍼灸治療院までご連絡・ご相談くださいね!

 

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