妊活に古き良きものを!
2019年07月29日
当院で行われている漢方鍼灸のルーツである東洋医学は、2千年以上前から存在し、時代や環境が移り変わっても、現在でも人の身体ならびに健康への貢献をしています。
すごいですね!
自分的には「シーラカンスのような医学ですね~」と患者様にお話ししています(笑)
西洋医学が発達する以前は東洋医学が主流でした。
東洋医学で対処しきれない病は死に至っていました。
それではその時代には東洋医学でとのように人の身体をまもっていたのでしょうか?
自身の自然治癒力を最大にして病を防ぐことで体を守ってきていたのだと思います。
西洋医学が発達するまでは疫病(インフルエンザなどの感染症)に弱く、疫病が流行するとたちまちたくさんの方が病に倒れました。
西洋医学が発達してからは、自然治癒力では治すことの出来ない病も治すことができるようになりました。
しかし現代社会では、自然治癒力を上げることが軽視されて、「病気になったらすぐに病院」という感覚になっています。
不妊治療においても、クリニックではホルモン薬の投与や人工授精、体外受精など人の自然治癒力を超えた領域のことが行われています。自然治癒力、自分の細胞の力を整えることが抜け落ちています。
西洋医学で自然治癒力を超えた病が治せる現代社会だからこそ、自然治癒力の向上をさせてきた、昔の医学が活躍する時代になってきたと私は思っています。
クリニックで検査をしても原因がわからない方や一人目を自然妊娠されている方などは、自身の自然治癒力を高めるのも一つのほうかもしれませんね。私的ななつぶやきでした。
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