不妊は女性のせい?男性不妊について
2019年10月18日
妊活の主役は女性??男性の取り組みは?
妊活は夫婦共に主役!
今回は「不妊は女性のせい?男性不妊について」についてお話ししていきますね?
不妊の方の施術に携わるようになって常々感じるのは
「不妊の原因は男性側にもある」という事ですね。
不妊治療というと、女性ばかりに原因があり、女性が努力さえすれば良いと思われがちですが、当然そうではありませんよね。
妊活は夫婦で行うものです。そのためにも夫婦そろって検査を受けるところから始めましょうとゆとり鍼灸治療院ではお話ししております。
女性だけが主役ではなく、男性も妊活においては主役なのです。
ゆとり鍼灸治療院の男性患者様は、病院に通っても妊娠できず、自分も奥様に協力できればという思いで奥さんと一緒に来られる方が多いです。泌尿器科に行き漢方などを出されるけど、今一つ効果がみられないという方や、男性不妊専門の病院は少ないために、なかなか予約が取れず、次の診察までの数か月脘の時間がもったいないので、当院で精子の機能を上げながら病院と並行して通っている方もおられます。
ゆとり鍼灸治療院での治療は女性と同様、漢方鍼灸によるはりと灸によりツボを刺激して、自律神経の調整を中心として内臓機能、血流改善を行い、自身の細胞力を高めて精子の状態の改善を図ります。
からだの機能は大きく分けて、3つの要素がトライアングルのように関連して成り立っています。
卵子力、精子力を高めるには3つの要素が大事・・・自然治癒力
①自律神経 (脳)
体温調節やホルモン分泌、各細胞を疲労回復させる命令、内臓の働きの調節などを行っています。現代社会は、睡眠不足やシフト制などの影響による不規則な睡眠、目を酷使する長時間の作業による眼精疲労と脳疲労、仕事の過剰負担によるストレスにさらされています。
特に不妊治療に取り組まれている患者様は30代後半の方が多く、まさに働き盛りの世代になります。男性も心と体へのかなりの負担があります。そのことによって自律神経が正常な働きができずに、その時の体調や環境によって精子の濃度が減少したり、運動率の低下などがおこります。
②内臓
精巣の状態になります。内臓には精巣以外にも胃や肝臓、腎臓、腸などがあります。胃の調子が慢性的に悪い、腸の調子が悪くいつも下痢、健康診断で肝数値が最近引っかかるなどがある場合、一部の内臓だけがすこぶる悪いのでしょうか?全体的に調子が落ちている中での氷山の一角であると考えます。内臓の調子が悪い兆候が見られる場合は、精巣の状態も良くない可能性があるとみます。
内臓の回復を行うのに効果的なのが、やはり「質の良い睡眠」になります。
旦那さんは睡眠時間を削っていませんか?十分な睡眠がとれていますか?
内臓(精巣)に理想的な睡眠時間は7~8時間、休みの日は9時間ぐらいがベストです。
7~8時間の睡眠でコリや肩の痛みが出る方は体の歪みがありますので、まずは整体治療で体の歪みを治すことから始めましょう。そして質の良い睡眠により精子を元気にしましょう。
③血流
血液は栄養になります。
東洋医学では血液の流れと質は「心(自律神経)」と「肝」が関連が深いと考えられています。
「心」と「肝」はストレスと睡眠不足の大きく影響を受けます。
自律神経と内臓の機能を常に良い状態に保っていく必要があります。
まとめ
未妊治療を行っておられるご夫婦は共働きの方が多く、旦那さんも働き盛りの年齢になっています。「睡眠不足」「ストレスが多い」「食事が不規則・不摂生」「運動不足」・・思い当るところはありませんか?
健康の3大原則は「睡眠」「食事」「適度な運動」です。
しかし、「自律神経」「内臓機能」「血流」の状態が悪く、自然治癒力が低い状態で
「睡眠」「食事」「適度な運動」を行なっても体の疲労回復力・細胞力は効率が悪くなります。
運動に関しては体の帰結の流れを良くする目的がありますので、鍼灸治療や半身浴などで気血の巡りを良くすることで補うことが可能です。
どうですか?
「不妊の原因の半分は男性にもある」とも言われています。病院での精子の検査結果が問題ないからといって、男性も妊活の主役であることは変わりはありません!
妊活というと女性が中心のように思われていますが、日々の体質を改善することも夫婦で一緒に取り組むことで夢の実現が早くなりますよ。
このコラムが皆さんの体質の変化の助けになればうれしく思います。
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