【妊活】移植後の過ごし方

2021年10月27日

left本日は来院されているかたからの質問が多い
移植後の過ごし方についてをお話したいと思います。

移植をしてから結果が出るまでは、落ち着かないと思います。
だからこそ子宮に良い、出来る事を少しでも生活に取り入れていきましょう!

 

皆さんが気にされている移植後の過ごし方

 

移植までの道のりはなかなか大変です。

方法にもよりますが、(副作用と戦いながら)前周期から服薬や注射でホルモン値をコントロールし、(仕事の合間や休みを作って)病院に通い、(慣れない)内診台で(人によっては痛さを伴う経膣エコーで)内診をし、内膜や卵胞の状態をこまめに見て、そして(麻酔が必要なくらい痛みを伴う)採卵にこぎつけても、その後(結果がわかるまで数日悶々としながら)の受精卵の成長具合により移植が出来るか出来ないかを経て、それらをクリアして

やっと移植ができます。

(そう考えると不妊治療に於いて我々男性の負担がどれだけ軽いのかがわかります。もっと奥様の負担を少なくするために頑張りましょう!)

いよいよ移植日が近づいてくると、皆さん

『移植後、どんな感じですごしたらいいですか?』
『移植後、何かした方が良いことはありますか?』
『移植の後にしてはいけないことはありますか?』

と口々におっしゃいます。

体外受精を行なっているクリニックさんによって、移植後の生活に関する指導をされているところは変わります。

ひたすら身体への負担をなくす[お姫様生活]を推奨しているクリニックさんや
[むしろ運動してもいいよ〜]と言われるクリニックさんもあります。

ネットで移植後の過ごし方を検索しても、色々な情報があるので迷いますよね。
そんな時は『ゆとり鍼灸治療院』がおすすめする過ごし方をまずは実践してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

移植後の身体の変化

移植後はどのように身体は変化しているのでしょう?
移植後は副交感神経が優位(東洋医学でいうと陰が旺盛な状態)になります。

移植後、当院を受診されているほとんどの方は
黄体ホルモンを補充して、子宮で新しい命を育む環境をととのえていきます。

(黄体ホルモンを補充するのは、サポート的なもので、生命本来の力が発揮されるんです。不思議ですよね。)

 

 

子宮で新しい命を育むには副交感神経優位の状態がベストになりますので、身体は自律神経を副交感神経優位にしていこう!と変化をしていきます。

この生命本来の活動を阻害してしまうと、せっかく移植をしたのにベストな状態に持っていけませんので、次の事を注意してくださいね!

 

移植後にすると良いことは?

ですので、移植後は副交感神経が優位に(陰が旺盛)なった状態で過ごすのが一番良い過ごし方になります。

では、

『副交感神経優位にどうすればいいの?』
という話ですが。それはとっても簡単な方法です。

それは…

頭と目を休ませることです。
簡単にいうと睡眠時間を増やすことです。

最近では寝る前ギリギリまでスマホで目や脳を刺激している方が多いです。

『寝る2時間前からはスマホを見るのはやめておいた方がよいでしょう』とお話しています。

あと、夏場になると入浴はシャワーで済ませている方が多いかと思いますが、夏でも湯船に浸かることをおすすめしています。

最後に、睡眠のゴールデンタイムと呼ばれている
夜10時〜深夜2時の間が
内臓を回復させる一番良い時間と言われています

この時間に被るように睡眠を取ってもらうのも大切です。

 

まとめ

①スマホ(PCやタブレットも)を使う時間を短く!寝る2時間前から見ないように!

②睡眠をしっかりとる!22時〜2時の間の睡眠は内臓回復のゴールデンタイム!

③入浴すると、体の冷え対策や自律神経調整に効果的!夏場も湯船に浸かりましょう♪

 

ゆとり治療院では移植後に東洋医学の考えを生かして、このような過ごし方をおすすめしています。

是非、移植後の過ごし方に悩まれている方は参考にしてみてください。

 

動画でも同じ内容をご覧いただけます!こちらから↓